宅配便 (宅急便) 比較
【宅配便 (宅急便) 便利さの進化が止まらない!】
変化の激しい宅配業界ですが、多くの方々にまだ知られていない、様々なサービスや便利商品が存在し、「ホームページ」や「スマホアプリ」「SNS」などを利用した新しいサービスが、知らぬ間に、続々と登場してきています!
ネットショップの利用普及などで、今やもう無くてはならない「宅配便 (宅急便)」サービス!!
よく耳にはするけど、詳しくは知らなかった「お得サービス」や、どんどん進化する「新サービス」をこちらのページから確認し、自分の生活スタイルにマッチした、便利な宅配便生活をゲットしましょう。
【宅配便 (宅急便) の「追跡」「再配達」「集荷」「料金」】
ヤマト運輸 (ヤマトうんゆ)
おなじみの「クロネコヤマト」を展開している宅配便業界の最大手です。
宅配便の意で「宅急便」と言う方もいますが、「宅急便」というのはヤマト運輸の商標であり、一般名ではありません。
宅急便という名称が一般化しつつあった時期に、スタジオジブリ作品の「魔女の宅急便」が大ヒットしたことにより、さらにヤマト運輸の名を世間に知らしめることになりました。
ヤマト運輸は勤務時間が長すぎることが世間で取り上げられており話題となっていましたが、その原因としては宅配物の受取者が不在である事が多く、度重なる再配達に追われてしまっている事が挙げられます。
そういった問題を解決できるのが、同社の会員登録制サービスの「クロネコメンバーズ」です。
登録費や月間費などが一切かからず完全に無料のサービスです。
【クロネコメンバーズ 登録メリット】
●宅配予定日時がメールまたはLINEで届き、それをすぐに変更までできる(1回まで)
●不在通知がメールまたはLINEで届き、その場で再配達日時を指定できる
●各営業所に設置されたネコピットにて簡単に送り状が発行できる
●プリンターとPCがあれば自宅にて送り状が作成できる
●ホームページやスマホアプリから集荷依頼ができる
●届け先にメール・LINEにて配達予定日時を知らせることができる
●「ロッカー受取り」サービスが利用できる
●荷物を受け取っても送ってもポイントが貯まり、商品と交換ができる
これらのメリットが無料で受けられますので、かなりオススメです。
Amazonからの配送はほとんどがヤマト運輸ですので、Amazonのヘビーユーザーには絶対に利用すべきサービスです。
ロッカー受取りについては、仕事などで帰宅時間が遅く配送時間の間に在宅できない方には仏のような存在のサービスです。
駅に設置されたパスワード開錠式のロッカーに荷物が届き、駅が開いている時間であればいつでも受け取りが可能となります。
着払いのもの、100サイズよりも大きいものはサービス対象外となりますが、本サービス開始により、荷物がまったく受け取れないという人が大幅に減りました。
荷受けを「ロッカー受取り」に指定する方法は、「お届け予定eメール」または「ご不在連絡eメール」にて、受け取り場所を「ロッカー」と指定するだけです。
ロッカーが設置されている駅はヤマト運輸ホームページで調べることができます。
【追跡】ホームページまたは、電話にて可能です。伝票の番号が必要になります。
【再配達】ホームページまたは電話にて可能です。伝票の番号が必要になります。前述のクロネコメンバーズであれば、メールやLINEでも可能です。
【集荷】ホームページと電話にて依頼できます。
【料金】最小 (60サイズ) 最短距離 で 700円です。
海外宛ての宅配便の扱いもしています。
国際宅配便の専門業者よりは配達時間が2~3倍ほどかかってしまいますが、料金についてはヤマト運輸の方が格段に安いです。
EMSと比較をすると、配送時間についての差はほとんどないのですが、多くの場合はヤマト運輸の方が料金が高くなります。
荷物の大きさなどの形状や発送先で、各社に得手不得手がありますので、お得に済ませたい場合や、確実性を求める場合には都度、比較をするのがいいかもしれません。
クロネコメンバーズのサービスは、まだまだ発展途上であり、今後さらに便利になっていくことが期待できます。
引越し事業も展開しており、家の建て替え時などの仮住まいとの往復での引越しプランが注目されています。
不用品引取りや、住宅メーカーとの提携値引きなどのメリットがあります。
通販業界も右肩上がりですので、物流業界最大手のヤマト運輸には今なお注目が集まっています。
佐川急便 (さがわきゅうびん)
「佐川男子」で世間の注目を集め、荷物を持って走る力強いドライバーが印象的な大手宅配会社です。
「スーバーレールカーゴ」という同社専用の貨物列車を貸切運行しており、鉄道ファンから熱狂的な支持を得ています。
サービス内容は多岐にわたり数多く存在しますが、その名前は「飛脚便」を基本としています。
代表的なものには「飛脚宅配便」、「飛脚クール便」、「飛脚メール便」があります。
同社は業界内では2番手のシェアを有していて、しばしば、最大手であるヤマト運輸とサービス内容が比較されます。
同社の特徴としましては、
- 対企業の営業力に長け、BtoBでの大口事案を獲得している
- 発送方法や時間指定などで融通が利く
- 日本郵便の「ゆうメール」を自社事業にて利用してしまうなどと大胆不敵
- 大規模な営業店で広域をカバーしている
- 冷蔵物の扱いには定評がある
ということが挙げられます。
また、クロネコメンバーズ同様に会員登録制のWEBサービスである「WEBトータルサポート」が準備されていますが、認知度が低く使い勝手も実用レベルではありません。
スマホ版の専用アプリでは最終的にはブラウザにて同社ホームページを開く仕様となっており、最初からホームページに訪問するのと何も変わらない状況となってしまっています。
飛脚メール便は郵便サービスと同等と思われがちですが、信書を扱うことができません。
【追跡】ホームページまたは、営業所に電話することで確認できます。
伝票の「お問い合せ送り状No.」が必要です。
ただし、飛脚メール便については電話のみです。
【再配達】ホームページまたは営業所への電話にて依頼することができます。
伝票の「お問い合せ送り状No.」を準備し、電話をする場合には伝票に記載されている番号へかけます。
【集荷】営業所への電話、または上述のWEBトータルサポートにて依頼することができます。
【料金】最小 (60サイズ) 最短距離 で700円です。
業界内でのシェア首位はヤマト運輸に譲るものの、サービスのラインナップは充実しています。
送る物の内容で使い分けるのがいいかもしれません。
海外への発送も行っていて、国際宅配便の専門業者に比べれば配送時間は多くかかってしまいますが、送料は格段に安く済みます。
また、多くの場合でヤマト運輸よりも安く発送ができます。
EMSなども含め配送時間や料金などで良い条件の業者を選択するのが良さそうですね。
引越し事業も展開しており、特に単身者に向けたプランが充実しています。
西濃運輸 (せいのううんゆ)
「カンガルー便」で親しまれているのが西濃運輸です。
企業間での物流、いわゆるBtoB物流の最大手です。大口での配送に特化している傾向がありますので、個人向けのサービス内容においては時間帯指定が細かくできないなどの見劣りがあります。
他社同様にスマホでの専用アプリがあり、追跡や再配達依頼が行えますが、情報の反映が遅く直接営業所に電話をして確認をしている人が多いようです。集荷依頼も専用アプリから行えます。
運賃については、大きなサイズでは他社より安い傾向にあります。
個人での利用の場合でも、大きなものを発送しようとする場合には、同社が選ばれています。
【追跡】ホームページ、専用アプリ、電話から「お問い合わせ番号」の照合で行えます。
【再配達】ホームページ、専用アプリ、電話から「お問い合わせ番号」と「配達員番号」の照合で行えます。
【集荷】ホームページ、専用アプリ、電話にて依頼ができます。ホームページから依頼する場合には、「マイセイノー」への無料登録が必要です。
【料金】最小 (Pサイズ) 最短距離 で830円(税込)です。
ネットショップオーナーなど、個人で発送を多くする人は配送先や荷物の大きさで柔軟に業者を選択するようにすれば、発送コストをうまく抑えることができそうです。
福山通運 (ふくやまつううん)
「フクツー宅配便」というサービス名で個人向けに展開をしていますが、知名度はあまり高くないようです。
同社のサービスのほとんどが法人向けのものであるためかもしれません。
個人での利用の場合には宅配便よりも、引越しの方が多いようです。
引越しについては様々なプランが提案されており、多様化するニーズの中で喜ばれています。見積もり・シミュレーションは無料なのでありがたいですね。
同社ではクール便でも大きな荷物を運んでくれることが特徴に挙げられます。他社クール便では扱っていないサイズの取り扱いがあります。スマホ用の専用アプリは提供されていません。
【追跡】ホームページ、電話から「お問い合わせ番号」を照合し行います。
【再配達】電話でのみ依頼ができます。不在票に載っている営業所に電話をします。
【集荷】ホームページ、電話にて依頼ができます。ホームページから依頼する場合には無料会員登録が必要です。
【料金】最小 (60cm以下・2kg以下) 最短距離 で 970円(税込)です。
個人の宅配での利用の場合には大きな荷物を送る場合に限定している人が多いようです。
FedEx (フェデックス)
アメリカの物流会社で世界中で 220の国や地域で事業を展開している国際便です。
日本国内においては、自社便のほかに日本通運が業務を請け負っていて、実際に送り先に荷物を持っていくのは日本通運ということが多いです。
国際宅配便 (クーリエ)では世界一のシェアがあります。
また配達所要時間も短く、安定したサービスという位置づけを勝ち取っていて、個人で輸入ビジネスを行っている人からは圧倒的に支持されています。
スマホ専用アプリが提供されていて、荷物の配送状況がほぼリアルタイムで配信されます。
また、同社の営業所を検索したり、送料の見積もりをとることもできます。
【追跡】ホームページ、電話、専用スマホアプリから行うことができます。
【再配達】不在票の情報をもとに、電話でのみ依頼ができます。
【集荷】ホームページ、電話にて依頼ができます。
【料金】最安プラン(IPF)、最軽量、最短距離で 1,260円です。
(特別取扱料、燃料割増料など含まず)
DHL (ディーエイチエル)
国際宅配便をメインとしたドイツの事業者です。
世界シェア1位のFedExと比べ、送料や配達必要日数の面でやや劣るものの、税関で止まりにくいという特徴があります。
税関でとめられてしまいそうなものを扱う場合には本サービスを利用するのが無難かもしれません。
国際宅配便だけでなく、「国際物流」にまで枠を広げた場合には、同社がシェアが1位となります。
アメリカから撤退をしてしまっているので、アメリカへの発送の場合には途中で別業者に移行するため、若干時間を余分に要します。
日本国内では営業所界隈であれば自社便にて配送しますが、それ以外では佐川急便での配送となります。
スマホ用に追跡などが行える専用アプリが提供されていますが、すべて英語での表記のため、利用している人はほとんどいないようです。
【追跡】ホームページ、電話、スマホアプリから行えます。
トラッキング番号の入力が必要になります。
【再配達】電話でのみ依頼が可能です。
【集荷】ホームページ、電話にて依頼が可能です。
【料金】最安プラン(EXPRESS ENVELOPE)、最軽量、最短距離で 3,800円です。
(特別取扱料、燃料割増料など含まず。ホームページにて見積もり。)
UPS (ユナイテッド・パーセル・サービス)
アメリカの物流会社で、日本では静岡に本社を置く鈴与と提携しています。
早期からITインフラの構築を進めていて、多額の設備投資を続けています。
出荷に関する一連業務、追跡、などでそれぞれに専門アプリを提供していて、発送者の手間が大幅に省けるようになされています。
この専門アプリの利便性は他社にない強みであり、今後さらに注目を集めていくことになりそうです。
発送業務が煩雑化してしまっている法人担当者におすすめです。
スマホに専用アプリ「UPS モバイル」が提供されています。
追跡の他に出荷ラベルの作成や料金と配達時間の見積もりなどまで網羅している、多彩なアプリです。
アプリの更新頻度も高く、こういった部分でもIT投資への積極さが伺えます。
【追跡】ホームページ、電話、UPS モバイルで行えます。
ホームページの場合は無料登録が必要です。
【再配達】翌日、翌々日に再配達をしてもらえます。
不都合がある場合には不在票に記載されている電話番号に電話をし相談をします。
【集荷】ホームページ、電話にて依頼できます。
【料金】最安プラン(UPS Express Saver)、最軽量、最短距離で 9,900円です。
(特別取扱料、燃料割増料など含まず。ホームページにて見積もり。)
同社は現在急成長をしています。これからさらに使いやすいサービスとなることが期待できます。
TNTエクスプレス (TNT Express)
オランダに本拠があり、FedExの傘下の国際物流会社です。
オランダにおいては郵便も行っています。
スマホ専用アプリの提供も開始し、現在はとても勢いがあります。
しかしながら日本では認知度が低く、利用者もあまり多くありません。
日本国内においては自社便の他、西濃運輸と提携をし配送を行っています。
危険物を扱うことに長けていて、ホームページには危険物に関する詳細が載せられています。
また、発送に関する言葉の辞典のようなものもホームページに掲載されていて、物流業界に詳しくなるための勉強になります。
ホームページは直感操作できるような、とてもわかりやすいつくりになっていて、料金見積もりや追跡のしやすさが他社と比べて群を抜いて良いです。
【追跡】ホームページ、電話、専用アプリから行えます。発送番号が必要になります。
【再配達】ホームページ、電話にて依頼ができます。ホームページで再配達依頼ができるのは他社にない強みです。
【集荷】ホームページ、電話から依頼ができます。
【料金】東京から北京に封書を送るのが 6,993円です。(ホームページにて見積もり。)
とにかくホームページが親切で使いやすいです。
今後企業が成長してくためにはITインフラの整備は必須だと思いますが、そういった意味で同社は今後にかなり期待が持てると思います。
宅配便 (宅急便)物流サービス ホームページ 一覧
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