日本郵便の「追跡」「再配達」「集荷」「料金」
日本郵便 (にほんゆうびん)
日本の至る所にある郵便局、もっとも身近な配達のサービスですよね。
「郵送する」という言葉も一般的となっています。
「郵便」とは信書、その他を送達する通信制度と定義されていて、郵便にて送達される物を郵便物と呼び、郵便局は郵便物の送達を行う事業者ということになります。
日本郵便の親会社である日本郵政は現在では民営化さていますが、以前は国の組織でした。小泉純一郎元総理が政治公約として郵政民営化を掲げ、実現されました。
日本郵政グループ
日本郵便の親会社である日本郵政には、様々な子会社がありサービスを提供しています。
代表的なものはゆうちょ銀行やかんぽ保険生命です。どちらも郵便局内で扱いがあり、消費者としては別会社のサービスだという認識は低いと思われます。
法律的には完全に民営化が成されていますが、補助金として税金が投入されたりと、公的機関の色もまだ強く残っています。
【国際郵便[EMS]・ゆうぱっく・レターパック[スマートレター]の「追跡」「再配達」「集荷」「料金」】
国際郵便[EMS]
Express Mail Serviceの頭文字をとった名称で、日本語では国際スピード郵便と呼ばれています。
郵便において、世界的な取り纏めを行う機関「万国郵便連合 (UPU)」があり、この加盟国のうち192の団体が本サービスを扱っています。
日本からは 125の国や地域に向けて本サービスを利用することができます。
現物を送る郵便の業務の中では一番の迅速さを誇っています。
航空での通常郵便よりも2日から7日程早くに届けることができます。
30kgを超える重量のものは本サービスの対象外となります。
郵便局に持ち込めば受け付けてもらえますが、小さな郵便局では扱いがない場合がありますので、事前に確認しておけば安心です。
【料金】最軽量 (500g未満) 最短距離 (アジア圏)で 1,400円です。
日本郵便のホームページ内にEMSのページがあります。
料金など、知りたい情報がわかりやすい場所に配置されていますので、とても使いやすいです。
また、同ページ内でギフトを購入し、そのままEMSで送ることもできます。
ゆうパック
日本郵便が展開している、他社でいうところの「宅配便」のサービスです。
日本国内どこでも物を送ることができます。
山間部や離島宛てにも追加料金無しで発送ができます。(一部不可能な地域あり)
他社よりも発送可能な地域が圧倒的に広く、国からの補助金が日本郵政グループに充てられたことに、同業他社からの批判が起こりましたが、こういった山間部や離島への発送を行っている事が、国から支援されることの背景にあるようです。
料金体系に特徴があり、サイズと運送距離によって決まり、重量には依存していません。
比重が大きいものは、同サービスで送るとお得かもしれませんね。
発送はゆうゆう窓口、郵便局、提携コンビニ等で受け付けていて、大半の人の生活圏内で本サービスを利用する事ができます。
【料金】最小 (60サイズ) 最短距離 で 690円です。
日本郵便のサイト内にゆうパックのページがあります。
簡単に運賃が計算できたり、集荷依頼、追跡ができますのでとても便利です。
ゴルフやスキーの荷物に特化した特別プランや、冷蔵での配送サービスもあり、サービス内容は多岐に渡っています。
レターパック
専用の封筒を用いて配送をする郵便サービスです。
本サービスの対象は荷物ではなく郵便という扱いになるので、信書も送ることができます。
信書を扱うことができる事はかなりの強みです。
今は亡きサービスですがクロネコヤマトのメール便では、信書を送る事ができませんでした。
送る物のサイズにより、レターパックプラスやレターパックライトに分類され、料金が異なります。
専用封筒が既定の重量とサイズに収まれば何でも送ることができます。
ただし、現金は扱うことができません。
また、紛失や破損した場合の補償はなされません。
一回り小さい封筒サイズになりますが、スマートレターと分類もあり、主に書類の送付に利用されています。
以下にそれぞれの規格の比較を記します。
なお、レターパック3種において海外への発送はできません。
レターパック プラス | レターパック ライト | スマート レター | |
サイズ | 340mm × 248mm (A4 サイズ) | 340mm × 248mm (A4 サイズ) | 250mm × 170mm (A5 サイズ) |
重量 | 4kg以内 | 4kg以内 | 1kg以内 |
厚さ | 規定なし | 3cm以内 | 2cm以内 |
配達方法 | 対面(要受領印) | 郵便受け | 郵便受け |
追跡 | あり | あり | なし |
集荷 | あり | なし | なし |
料金 | 510円 | 360円 | 180円 |
レターパック プラス
- サイズ:340mm × 248mm (A4サイズ)
- 重量:4kg以内
- 厚さ:規定なし
- 配達方法:対面(要受領印)
- 追跡:あり
- 集荷:あり
- 料金:510円
レターパック ライト
- サイズ:340mm × 248mm (A4サイズ)
- 重量:4kg以内
- 厚さ:3cm以内
- 配達方法:郵便受け
- 追跡:あり
- 集荷:なし
- 料金:360円
スマート レター
- サイズ:250mm × 170mm (A5サイズ)
- 重量:1kg以内
- 厚さ:2cm以内
- 配達方法:郵便受け
- 追跡:なし
- 集荷:なし
- 料金:180円
全国どこでも上記の定額ですので、料金に関してはかなりの安心感があります。
追跡や集荷についても日本郵便のホームページ内から簡単にできます。
インターネットオークションで、生地が薄い服などを買った時にも、本サービスが使われる事が多いです。
日本郵便の追跡・再配達・集荷
日本郵便の【追跡】
スマートレター以外であれば、ホームページまたは電話、公式スマホアプリにて可能です。
お問い合わせ番号が必要になります。
ゆうびんIDを持っている場合には、日本郵便公式LINEアカウントの「ぽすくま」からも行えます。
日本郵便の【再配達】
レターパックライト、スマートレターは基本的には郵便受けへの投函ですので再配達が必要になる事はありません。
ポストに入らない場合のみ再配達の対象となります。その他サービスでは、不在の場合には再配達となります。
不在票の情報をもとに電話、もしくはホームページでの申し込みで再配達してもらえます。
何も連絡をしなかった場合には、翌日に再度配達されます。
こちらもゆうびんIDを使用して「ぽすくま」から依頼ができます。
日本郵便の【集荷】
レターパックライト、スマートレター以外では行っています。
ホームページからの登録、または電話依頼にて可能です。
ゆうびんIDを使用すれば、住所と電話番号の入力を省くことができます。
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